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痺れに対してリボトリールの投与が有効だった1例

2012.6.25 カテゴリー|トリガーポイント注射

60代の男性

7年前から右臀部から右下肢にかけての痛みとしびれがあり、あちこちの整形外科を受診して、「腰部脊柱管狭窄症」と診断されていました。

某総合病院でMRIを受けたところ、手術するほどはひどくないと言われ、硬膜外ブロックや痛み止め(NSAID)や血管拡張薬の投与を受けていました。

知人から紹介され、先月当院を受診しました。

右臀部の「小殿筋」にトリガーポイントを認めたため、同部位に「トリガーポイント注射」を行ったところ、痛みはかなり改善しました。

しかし、痺れがのこったため、抗てんかん薬の「リボトリール」を就寝前に飲んでもらったところ、2週間ほどでだいぶ良くなりました。

この患者さんも、腰部脊柱管狭窄症ではなく右小殿筋の「筋筋膜性疼痛症候群」でした。

 

リボトリールは筋筋膜性疼痛症候群の疼痛やしびれによく効きます。

僕も肩こりや腰痛がつらい時は寝る前に1錠飲みます。

するとよく眠れて、翌朝は痛みがすっきりしています。

 

 

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