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院長BLOG

腸脛靭帯炎に対するトリガーポイント注射

2012.9.20 カテゴリー|トリガーポイント注射

ソフトボール部に所属している14歳の少女が、左膝痛で受診しました。1週間前から運動により悪化する左膝外側の痛みがあり、腸脛靭帯に圧痛があったので、腸脛靭帯炎と診断しました。

http://www.geocities.jp/junyoshida119/chiryoucyoukeizintai.html 

 

1年前にも、同じ痛みがあり、別の整形外科で物理療法を受け、半年間運動を休んで良くなったそうです。腸脛靭帯炎は運動のやりすぎによる炎症なので、運動を休めば良くなります。また、半年くらい休めば自然と良くなるでしょう。しかし、すぐに新人戦もあるので、なるべく早く治してあげるために、圧痛点にトリガーポイント注射をしました。1週間後に再診してもらったときは、すっかり痛みがなくなっていたので、運動を許可しました。

 

中学校の部活動は、実質2年間しかありません。治療のために、また半年も休んだら、この少女の部活動の思い出は、同級生の半分になってしまいます。なるべく早く痛みをとってあげることも、整形外科医の大切な仕事の一つです。 

 

トリガーポイント注射は、腸脛靭帯炎、シンスプリント、足底腱膜炎、オスグット病などのスポーツ障害にも有効です。

 

違う

2012.9.14 カテゴリー|その他

今週も「ふれラジいばらき金曜日」でメッセージを読んでもらいました。

メッセージテーマは「違う」でした。

 

ラジオネーム ぼりぼりぼりいいいいいい

 

今さん、梅島さん

こんにちは

 

今週の水曜日、高校時代からの親友で漫画家をしているO君が奥様と一緒に遊びに来たので、一緒に昼ご飯を食べに行くことにしました。

時間もあったので、少し遠出して、茨城町にある「ポケットファームどきどき」に行くことにしました。

しかし、車で20分くらい移動して、ついてみると定休日でした。

がっくりして、周りを見ると常陸牛ののぼりがたくさん出ています。

がぜん、常陸牛が食べたくなりました。

O君が、アイフォンで、近くで常陸牛が食べられる店を検索し、水戸市の「きくすい」という店がみつかりました。

また、車で40分くらい移動して、お店につきました。

店内は混みあっていて、入口の所でしばらく待たされました。

待っている間にメニューを見て、ここまで来たのだから一番いい肉を食べてやろうと、僕は常陸牛のサーロインステーキを、O君は常陸牛のフィレステーキを、O君の奥様は常陸牛のハンバーグを頼むことに決めました。

席に座って、店員さんにそれを注文したら、本日はサービスランチデーなので、常陸牛焼肉定食しかありませんと言われ、またがっかり。

でも、その2000円のランチが、めちゃめちゃうまかったので、十分満足しました。

で、帰りに会計で3人分で6000円を払おうとしたら、今日はサービスデーなので1人前1500円ですから、4500円ですと言われ、今度はすごく得した気分になりました。

なんだか、思惑と違うことばかりおきて、がっかりしたり、喜んだりと忙しい一日でした。

 

 

大和田秀樹先生、糖質制限で17㎏のダイエットに成功

2012.9.12 カテゴリー|糖質制限

 今日は、親友で漫画家の大和田秀樹夫妻と水戸の「きくすいhttp://www.kikusui-mito.com/ 」で極上常陸牛焼肉ランチを食べてきました。糖質制限中なので、僕と大和田君はランチのご飯を抜いてもらいましたが、肉が超おいしかったので、十分に満足しました。 

 

 大和田君は、糖質制限で17㎏のダイエットに成功しましていて、まるで、別人のようです。

 

 必須アミノ酸と必須脂肪酸があるため、人間はタンパク質と脂肪を摂らなければ生きていけません。しかし、必須糖質はないので、糖質を撮らなくても人間は生きていけます。

チュートリアルの徳井さん、加圧トレーニングで肉体改造

2012.9.11 カテゴリー|加圧トレーニング

人気俳優たちによる痛みが伝わる喧嘩シーンに圧倒される!

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120909-00000011-mvwalk-movi 

 

抜粋

主人公で関東一の暴走族の元リーダーを演じた徳井は、テレビで見せるキャラを完全封印し、撮影前には加圧トレーニングで肉体改造に着手。一回りも二回りもビルドアップされた肉体で、本格的なアクションにチャレンジしている。
 

 

加圧トレーニングは、短時間、低負荷で筋力アップができる画期的なトレーニング法です。

槌指に対する石黒法

2012.9.10 カテゴリー|骨折・捻挫の治療

 17歳のソフトボール部の女の子

 練習中にボールと指先にぶつけて受傷しました。レントゲン上、上の写真のような末節骨の骨折を認めました。このような骨折を骨性槌指(マレット変形)といいます。

http://www.joa.or.jp/jp/public/sick/condition/mallet_finger.html 

 折れた骨が、腱に引っ張られて離れてしまうため、ずれてしまっています。装具などによる保存的治療では、時間がかかるし、うまくつかないことが多いので、その日のうちに手術を行いました。

 手術は、鋼線を骨片がずれないように刺入し、もう1本の鋼線で関節を固定する「石黒法」という、この骨折の手術方法として、最もポピュラーな方法で行いました。

 指の付け根に局所麻酔をして、テレビレントゲンを見ながら鋼線を刺入しました。手術時間は5分くらいです。

 手術後のレントゲン

手術後側面.jpg

手術後5週間で、レントゲン上骨癒合が得られたと判断できたので、鋼線を抜去しました。

抜去後.jpg

鋼線抜去後のレントゲンです。関節面の不正もなく、レントゲン上はきれいに治りました。

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