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院長BLOG

ビオチン療法の有効性

2012.10.15 カテゴリー|ビオチン療法

当院でビオチン療法を1か月以上受けた患者さんは27名です。

27名中23名に皮膚症状の改善を認めました。

皮膚症状が改善しなかった患者さんのうち3名は禁煙できなかった患者さんです。

1名は皮膚症状が悪化したため、中止しました。(原因は不明です。)

27名中10名に掌蹠膿疱症性関節炎を認めました。

10名中9名に関節炎症状の改善を認めました。

関節炎症状が改善しなかったのは、やはり禁煙できなかった患者さんです。

 

皮膚症状は手のひらからよくなる患者さんが多いようです。

手のひらがよくなっても足の裏がなかなか良くならない患者さんも数名います。

関節炎の症状は、ビオチン療法を始めると、1週間くらいで良くなる患者さんが多いようです。

喫煙を続けていたり、受動喫煙が避けられない患者さんは、ビオチン療法をしてもあまりよくなりません。

 

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