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手あれの治療

2013.1.07 カテゴリー|湿潤療法

当院でお勧めしている手あれの治療法です。

(すべて夏井先生の受け売りです。)

 

① 小さじ半分くらいの白色ワセリンを両手によく揉み込む。体温で溶けて柔らかくなる感触を楽しむように時間をかけて,満遍なく揉み込みましょう。荒れている部分には特に念入りに。

 

② 乾いたペーパータオルなどでべたつきが気にならなくなるまでふき取ります。「車のワックスがけ」と同じで,ゴシゴシと拭き取りましょう。

 

 これでおしまいです。2分もあれば完了です。皮膚の亀裂や皺は油の膜で覆われるため,手洗いによる手荒れを防いでくれます。数日で手の状態が変わってきて,ツルツルの手になるはずです。


 これを一日何度か行います。例えば水仕事が多い人なら,「朝起きてすぐ(仕事を始める前)」,「昼食後」,「夕方(仕事が終わったとき)」,「お風呂上り」,「就寝前」に行ったほうがいいと思います。もちろん,これでもまだ皮膚が荒れている場合には,ワセリンを塗る回数を増やして対応して大丈夫です。ワセリン自体,極めて安全な物質だからです。しかも,とても安価です。


 なお,肌が弱い人,敏感肌の人は柔らかい材質で繊維が残らない紙でゴシゴシしてください。

 

 ハンドクリームや尿素入り軟膏は手あれを悪化させるので使用しないでください。

トリガーポイント注射1回で歩けるようになった

2013.1.07 カテゴリー|トリガーポイント注射

67歳の男性

 

2か月くらい前から、右ひざの裏(膝窩部)に痛みが少しありました。

1月5日に踏み台に上がろうと右足を高く上げたときに、激痛が走り、それから、右ひざに体重をかけると痛みが走り、歩けなくなりました。

 

1月6日に当院を受診しました。レントゲン上に異常はなく、右膝窩筋にトリガーポイントを認めました。

トリガーポイント注射を行ったところ翌日には、多少痛みはあるものの、普通に歩けるようになりました。

 

この患者さんは、膝窩筋の筋筋膜性疼痛症候群(MPS)でした。

 

もし、MPSについて知らない整形外科医が診察していたら、レントゲンで異常がないからMRIをとり、MRIで痛みとは関係がない半月板損傷が見つかり、半月板損傷と診断され、手術を受けるように勧められていたかもしれません。

あけましておめでとうございます

2013.1.04 カテゴリー|その他

新年 あけまして おめでとうございます。

 

本日、4日より、通常通り診療しております。

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