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ぎっくり腰(ぎっくりケツ)の治療

2013.1.29 カテゴリー|トリガーポイント注射

47歳の女性

 

3日前にかがんだときに、左腰部~臀部~大腿外側にかけての痛みが出ました。

友人に勧められて、当院を受診しました。

 

以前から腰痛や右臀部痛があり、良くなったり悪くなったりを繰り返していました。

6年前に整形外科医から椎間板ヘルニアと診断されたことがあるそうです。

 

触診の結果、大腰筋、小臀筋、中臀筋にトリガーポイントを認めました。

トリガーポイント注射をして、マックスベルトをきちんと装着してあげると、痛みが劇的に改善しました。

 

触診や注射をしながら、患者さんに話しかけました。

   

「今回の痛みの原因はぎっくり腰とぎっくりケツです。ぎっくり腰は、腰やおしりの筋肉の急激な痙攣が原因です。椎間板ヘルニアは関係ありません。ヘルニアが原因なら、手術でヘルニアを除去しない限り、同じ痛みがずっと続くはずです。痛みが良くなったり、悪くなったりするのは、痛みの原因が筋肉の痙攣だからです。痙攣を起こしている筋肉に、注射をすることで痛みを減らすことができます。」

 

 トリガーポイント注射が劇的に効いたので、患者さんも僕の説明に納得してくれました。

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