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ストレスと腰痛

2013.8.06 カテゴリー|トリガーポイント注射

私は30歳くらいの頃にぎっくり腰を起こしてからずっと腰痛が良くなったり悪くなったりしています。

で、今も腰痛があって、動き始めがつらいです。

昨日も一昨日も、全然痛くなかったのに、今日の午後から急に痛くなりました。

 

実は、昨日と今日は夏休みをとらせていただいて、家族みんなで温泉旅行に行っていました。

旅行中は全然痛くなかった腰が、旅行からの帰りの車の中で再発したのです。

 

原因はストレスです。

明日か仕事をしなくちゃいけない。

二日休んだ分、明日はすごく混むだろうなぁ。

というストレスが、腰痛を悪化させたのです。

 

今現在もかなり痛いのですが、原因がわかっているから心配してません。

明日の午後には自然と治っているでしょう。

 

腰痛の多くはストレスが原因です。

今、腰痛で悩んでいる方は、自分がストレスを感じていないか分析してみてください。

もしかしたら、自分が全く気にしていないことがストレスになっている可能性もあります。

原因になっているストレスが、取り除けるストレスなら取り除く努力をしましょう。

今回の私の様に、取り除けないストレスなら、腰痛を受け入れましょう。

そして、この腰痛はストレスが原因だから、心配しなくても自然と治ると信じましょう。

 

一番よくないのは、腰痛自体がストレスになってしまうことです。

そうすると「痛みの悪循環」に入ってしまいます。

「痛みの悪循環」に入ってしまうと、治すことがなかなか難しくなってしまいます。

 

関連ブログ

NHKクローズアップ現在 「腰痛 2800万人時代~変わる常識~」

https://nishibori-seikei.com/blog/2013/07/nhk2800.html

腰痛が再発しました。

https://nishibori-seikei.com/blog/2012/09/post-71.html

当院のアトピー性皮膚炎の治療

2013.8.06 カテゴリー|湿潤療法

  湿潤療法の夏井先生がアトピー性皮膚炎の治療についてまとめていました。

http://www.wound-treatment.jp/new.htm#0806-0600-2

 

当院のアトピー性皮膚炎の治療も夏井先生の治療を参考にしているのでほぼ同じです。

 

1.乳幼児のアトピー性皮膚炎と乾燥肌

・ボディーソープ,シャンプーの使用を止め,お湯だけで洗うようにする。これらは合成界面活性剤が主成分なので,強烈に肌を乾燥させ,乳児の場合はこれだけで皮膚の状態が改善することが多い。
ちなみに,人間の肌から分泌されるものは全て水溶性で,水・お湯に溶けない汚れはない。

・どうしても石鹸を使わないと気がすまないという場合は,ニオイの気になる部分だけ固形石鹸を使用する。

・それでも肌の感想がある場合には,一日数回,白色ワセリン(プロペト)かプラスチベースを塗布する。

ヒルドイドソフトなどの クリームの塗り薬 は強力な乾燥剤なので,絶対に使用しない。

 


2.それ以降のアトピー性皮膚炎と乾燥肌

・食事を糖質制限食に切り替える。これだけで良くなることが少なくない。

・合成界面活性剤の使用を止め,ワセリンで保湿するのは同じ。

・ナイロンタオルは絶対に使用しない。

ヒルドイドソフトなどのクリームを使わないのも同様。

・罹病期間が長く,さまざまな治療を施されてきた患者さんは,なかなか難しいです。

 

ここまでが夏井先生のアトピー性皮膚炎に対する治療方針です。

当院では、さらにビオチン療法を追加しています。

また、皮膚炎がひどいところにはステロイド軟こうも使用しています。(ステロイドの外用薬は適切に使用すれば副作用の心配はほとんどありません!)

 

ビオチン療法

https://nishibori-seikei.com/biotin/index.html

ビオチン療法に関するブログ

https://nishibori-seikei.com/blog/cat17/

 

 

 

恥骨坐骨脆弱性骨折の痛みにテリボンが効果を示した一例

2013.8.02 カテゴリー|骨折・捻挫の治療

70代の女性

 

2か月くらい前から自然と右臀部痛が出現しました。

某病院で腰のレントゲンを撮り、「腰部脊柱管狭窄症」と診断されました。

腰の注射と痛み止めの点滴とマッサージによる治療を受けていましたが良くならず、そのうち、右脚の付け根にも痛みが出るようになりました。

そこで、骨盤のレントゲンを撮ってもらい、「骨盤骨折」と診断されました。

「骨盤がひどく折れているから、痛くなる前に派手に転んだはずだ」

と言われました。

 

しかし、転んだ記憶が全くないため、当院を受診しました。

受診時のレントゲン写真です。

403a.jpg

確かに、恥骨と坐骨に骨折があります。

わかりづらいと思うので折れているところに青丸を付けてみました。

403b.jpg

恥骨と坐骨に骨折があり、すでに仮骨が出来ています。

この骨折は、転倒などの外傷が原因ではなく、骨粗しょう症で骨が弱くなっている人が、歩いているだけで折れてしまった骨折です。

このような骨折を脆弱性骨折といいます。

 

脆弱性骨折による痛みには、骨粗しょう症治療薬(PTH製剤)テリボンがよく効くので、テリボン皮下注射を行いました。

翌日、受診した時には「痛みがいくらか楽になった」と喜んでいました。

 

 

漫画家 大和田秀樹先生のインタビュー記事

2013.8.02 カテゴリー|その他

湿潤療法のパイオニア夏井睦先生のHPで、私の高校時代からの親友で漫画家の大和田秀樹君の話題が紹介されていました。

http://www.wound-treatment.jp/new.htm#0802-0600-6


漫画家の大和田秀樹先生についてのメールです。
 

 少し古い話になりますが、昨年12月の記事で紹介頂いた『風評破壊天使ラブキュリ』の作者である大和田秀樹さんのインタビューが電気新聞に載っていたのでお送りします。
      ⇒【インタビュー記事】
 現在はエネルギーをテーマとした作品を構想中とのことで、楽しみです。
 

 

新聞記事の写真、本物よりだいぶ太って見える。

大和田君は糖質制限で18㎏もやせたから、もっとスマートだよ。

ダイエット前の古い写真を使ったのかな?

 

創にひっついたガーゼを剥がすと痛い!

2013.8.01 カテゴリー|湿潤療法

20代の男性

 

バイクで転倒して、右手、左ひじ、左ひざ、左腰をすりむきました。

埼玉県の某整形外科で消毒とガーゼによる処置を受けて、実家のある茨城県に帰ってきました。

今後の治療を当院で受けたいと受診しました。

 

処置をするためには、キズに引っ付いたガーゼを剥がさなければいけません。

右手のひらの創に、ガーゼが引っ付いていて簡単には剥がせません

9315b1.jpg

引っ張って剥がすと、大の大人が「痛い!痛い!」と大騒ぎ

9315c.jpg

左膝のガーゼもびっちり引っ付いています。

9315f.jpg

仕方ないので、無理やり剥がしました。イタソ~~~~。

9315a.jpg

後は、プラスモイストやハイドロコロイドを使って、湿潤療法をしました。

明日からは、痛くない治療ができます。

 

埼玉は茨城より都会だけど、都会だからって新しい治療が受けられるわけじゃないもんね。

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