HOME > 院長BLOG > 2014年9月

院長BLOG

娘の高校のアンケートに答えてみました

2014.9.25 カテゴリー|その他

①日頃どんな仕事をされていますか?仕事の内容を教えてください。

 整形外科開業医として、診療及び医院経営を行っている。

②今の仕事についた「動機」、あるいは「きっかけ」を教えてください。

 一生、食いっぱくれない資格が欲しかったから

 人の役に立つ仕事がしたかったから

③仕事にやりがいを感じるのはどんな時ですか。具体的なエピソードもあれば教えてください。

 他の医療機関で治せなかった患者さんを治せたとき

 患者さんから感謝されたとき

④仕事で大変だと思うのはどんな時ですか。具体的なエピソードもあれば教えてください。

 ごじゃっぺな患者のごじゃっぺな話を聞かさせるとき

⑤高校時代、将来の職業についてどう考えていましたか。そのためになにをしていましたか。

 漫画家になろうと、少年ジャンプのジャンプ放送局にハガキを送っていましたが、上位入賞はできず。やっぱり、ちゃんと勉強して医師を目指したほうが確実だなと思いなおした。

⑥社会人の先輩として、○○高校生にアドバイスをお願いいたします。

 早めに目標(志望校)を決めたほうがいいよ。

 目標があれば、それに必要な分だけ努力をすればいいのだから。

 目標がないと際限なく努力をしなくちゃいけないから大変だよ。

日本も消費税の前にもっとたばこ税を上げるべき

2014.9.19 カテゴリー|その他

韓国でタバコ大幅増税、日本よりも高くなる

http://blogos.com/article/94700/

以下抜粋

当然、比較的喫煙率の高い韓国内でも賛否両論が巻き起こっている。しかし、先進国では1箱700円~1000円が主流となっており、健康増進のためにタバコ増税を奨励しているWHOの立場などを考えると、止められない流れであるように思う。

ひるがえって日本では、2010年の70円増税(110円の値上げ)で、喫煙率がやや低下し健康増進につながっただけでなく、
国と地方の税収が4000億円近くも増加したにもかかわらず、マスコミはそのことを報道せず、政府からも真剣な議論が聞こえてこない。


先日は厚労省から、消費税を10%に上げなければ、子育て支援の財源7千億円に対し3千億円程度の不足が2015年度に生じるといった、子どもを人質にとった脅しのような発表がなされていた。3千億円であれば、タバコ税を100円ほど上げれば税収確保が可能と推測される。厚労省なのだから、もっと国民の健康や子どもにとってプラスになる税収確保のあり方を必死になって追求するべきだ。


 私もたばこ税はもっと上げるべきだと思いますよ。1箱1000円くらいが妥当でしょう。

コレステロール下げる医療推進のガイドライン改めるよう緊急提言

2014.9.18 カテゴリー|その他の治療について

コレステロール下げる医療推進のガイドライン改めるよう緊急提言

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00275540.html

日本脂質栄養学会は、コレステロールを下げる医療を推進するほかの学会に対して、ガイドラインを改めるように緊急提言をした。
提言では、「コレステロール値を上限未満に保とうとする医療には根拠がなく、コレステロールを下げるための投薬こそ、心不全など多くの副作用を引き起こす」と主張していて、コレステロールの上限値などを定めている、日本動脈硬化学会に対して、ガイドラインを改めるように緊急提言した。
日本脂質栄養学会は2010年に、「コレステロールは、なくてはならないもので、数値が高い方が病気になりにくい」というガイドラインを発表している。

 


 スタチン系のコレステロールを下げる薬は、筋筋膜性疼痛症候群の原因になるので、整形外科医としては飲まないでいいなら飲まないでほしい。

私は残業が大嫌いです

2014.9.08 カテゴリー|その他

 私は残業が嫌いです。だから就業時間内に仕事を終わらすために、いかに効率よく仕事をするかを常に考えています。

 

 以前に勤務していたある病院の上司は、残業が好きなのか、家に帰りたくないのか知りませんが、いつまでも家に帰らない人でした。私がいくら効率よく仕事をしても、上司が帰らないと帰れないので、ものすごいストレスでした。

 

 医師になって7年目に、塙厚生病院の整形外科のトップに抜擢されました。自分のペースで仕事ができるようになったので、緊急手術などがなければ、定時に帰宅していました。残業は嫌いですが、朝早く就業するのは平気なので、いつも他の医師より1時間早く仕事を始めていました。人より早く仕事を始めると、仕事の流れがスムーズになり、残業しなくてすみます。(ちなみに、前出の家に帰らない上司は、朝はたいてい遅刻していました。)

 

 開業してからも、職員よりも30分早く職場について準備をし、受け付け開始時間の15分前には診察を始めています。なので朝は7時45分、午後は1時45分から診察をしています。

 

 たとえ外来が、もの凄く混んでいても、時間通り仕事が終わればストレスを感じませんが、逆にずっと暇だったのに、終わりしなにたくさん患者さんがきて、残業をしなくちゃいけなくなると、ものすごくストレスを感じます。イライラします。やさしくできなくなります。

 

 そんなわけなので、受け付け終了時間ぎりぎりに受診するのはなるべく避けてください。特に新患の方は、問診や検査に時間がかかるので、できれば受け付け終了時間の15分前には来てください。(午前11時15分、午後5時15分)

 

 ご協力お願いいたします。

掌蹠膿疱症骨関節炎の痛みにもトリガーポイント注射が効く(その2)

2014.9.04 カテゴリー|トリガーポイント入門

50代の女性

 

 3年前から掌蹠膿疱症があり、近所の皮膚科でビオチン療法を受けて、皮膚炎は良くなりましたが、1年くらい前から前胸部痛がひどくなり、ボルタレンなどを飲んでも痛みが取れず眠れないということで、2ヶ月前に当院を受診しました。

 

 タバコを20本吸っているということだったので、直ちに禁煙をしてもらって1ヶ月経過をみましたが、痛みはとれませんでした。胸骨角の中心よりやや右側に強い痛みと腫脹を認めたので、ダメ元で同部にトリガーポイント注射をして、トラマール(オピオイド系鎮痛薬)の内服も開始しました。

 

 1回目の注射で少し痛みが良くなりました。

 3回目の注射でだいぶ痛みが取れ、夜も眠れるようになりました。

 

 胸骨角の周辺には筋肉はないので、筋肉ではなく靱帯にトリガーポイントができていたのだろうと推測します。

 

 痛いところ(圧痛点)に局所麻酔薬を注射して、一時的にでも痛みを軽減させることで、痛みの悪循環を止め、痛みそのものを治すことができます。

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ