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「気の持ちようだ」といわれた左下肢のしびれの患者さん

2017.11.07 カテゴリー|トリガーポイント注射

 10年前から左臀部から太もものしびれがありました。

 1年前に某整形外科を受診して、レントゲンやMRIの検査を受け「異常なし」と診断され、「気の持ちようだ」と言われました。

 治療は特になかったようです。

 1ヶ月くらい前から腰痛も出現して、当院を受診しました。

 下図の部位にトリガーポイント注射を打って、サインバルタを処方しました。

17192.jpg

 1回目の注射でだいぶ良くなりました。

 2回目の注射でかなり良くなり、表情も明るくなりました。

 

 このブログにも何度も書きましたが、慢性痛は「気の持ちよう」であることは間違いありません。

 でも「気の持ちよう」だから、何も治療せず自分で何とかしろというのは間違いです。

 トリガーポイント注射をして、適切な薬を処方して、一時的にでも痛みを取り、患者さんに希望を持たせるのが医者の仕事だと思います。

 

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