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H市って馬鹿なの

2020.9.04 カテゴリー|新型コロナ

 H市にある市民プールで監視のボランティアをしている女の子がひどい日焼けをして受診しました。

 「何で日焼け止めを塗らなかったの?」と聞いたら、プールの水が汚れるから日焼け止めが禁止だそうです。

 「じゃあ、長袖の水着を着たらいいんじゃないの?」と聞いたら、指定の水着以外は着用禁止で、その上に長袖を羽織るのも「溺れる可能性がある」という理由で禁止だそうです。

 

 一つ一つ、ツッコミを入れていきたいと思います。

 まず、日焼け止めでプールの水が汚れるという科学的根拠はありません。

 日本化粧品工業連合会によると、日焼け止めは基本的には油性の商品で、水に接しても溶け出しにくいものだそうです。
 
 また皮膚科医らが平成19年に、秋田県の小学校で児童60人中半数の30人に日焼け止めを体全体に塗布して約2カ月、体育の授業でプールを利用した後、水質を調べたところ、日焼け止めによる汚染は認められなかったそうです。
 
 あと、長袖を着ると溺れるって、いつの時代の話をしているのよ。今はラッシュガードっていう泳げる上着も売っているのよ。
 
 そもそも、日焼けに対する認識が昭和です。ここ50年で真夏の最高気温は4度以上上がっているんですよ。ひどい日焼けはヤケドと一緒だよ。紫外線はシミやシワといった肌の老化の原因となるだけでなく、皮膚がんの発症率を高めるから、従業員の日焼け対策を禁止する行為は傷害罪に当たると思いますよ。
 要するにプールの管理者であるH市が、昭和頭の馬鹿だということです。
 
 このH市、コロナ対策として海水浴場を全面閉鎖しています。プールはOKで海水浴場はダメって、どういう理屈なのでしょう。全然意味がわかりません。馬鹿なの?
 さらに、海水浴場の駐車場に「東京ナンバーは駐車禁止」という東京差別丸出しの立て看板を出してました。東京の人は全員コロナなの、東京以外にはコロナの人は1人もいないの、馬鹿なの?
 
 H市と言えば、世界に冠たる日立製作所創業の地です。本社が東京に移転したときに科学的思考ができる人を全員連れだしてしまったのでしょうか?残念です。

人は新型コロナウイルス以外でも死にますよ

2020.8.27 カテゴリー|新型コロナ

 テレビのワイドショーばかり見ていて、新型コロナウイルスを異常に怖がっているコロナ脳の人たちに伝えたいことがあります。

 人は新型コロナウイルス以外でも死にますよ。

 以下、日本国内の年間死者数

 

交通事故 3215人

お風呂での溺死 5398人

お餅による窒息死 約1300人

インフルエンザ 3325人(関連死を含めると1~3万人)

新型コロナウイルス以外の肺炎 約12万人

タバコが原因の病気 12~13万人

受動喫煙 約15000人

 

新型コロナの死者数(8月26日まで) 1229人

 

 死にたくなかったら、交通事故にあわないよう車も自転車も乗らないで、お風呂も入らないで、お餅も食べない方がいいですね。

 もちろんタバコなんて死んでも吸っちゃダメ。

 交通事故やお風呂や餅やタバコの吸いすぎで死ぬのは怖くないのに、それよりリスクが低い新型コロナウイルスだけを異常に怖いのは、やっぱりワイドショーの見過ぎです。

 子供のころは「テレビばかり見ていると馬鹿になる」と言われてましたが、今はコロナ脳の人に同じことばを言ってあげたいです。

「コロナによる死」に慣れるしかない

2020.8.20 カテゴリー|新型コロナ

 湿潤療法の師匠である夏井睦先生のウェブサイト「新しい創傷治療」で、新型コロナウイルスについて素晴らしい見解を述べていたので、勝手に転載します。

 夏井先生は読書家で、ご自身も何冊の本を書いているので、漫画ばっかり読んでいる私とは文章の説得力が全然違います。是非読んでください。

 

 以前は「夏になれば自然に消滅するんじゃないのかな」と勝手に予想していましたが,その予想は見事に外れてしまいました。インフルエンザのような「流行期にだけ流行し,その後,自然に流行が終結」というシナリオが期待できないとなると,今後どうなるか。
 「ウイルス感染者がこの世から一人もいなくなるまで都市封鎖を続ける」と考えている人もいるでしょうが,これは現実解ではないでしょう。それでは生きていけないからです。
 76億人が食べていくためには76億人分の食料が必要で,その食料を作り出すには化学肥料と灌漑用の設備が必要で,灌漑設備を動かすにはエネルギー(石油)が必要になります。そして,食べたからには排泄しなければならず,排泄物の処理にもこれまたエネルギーが必要です。「衣食住」の「食」関連だけでもこれですから,76億人分の「衣」や「住」の供給を維持するためには,これまた膨大なエネルギーと原料の供給が必要になります。「76億人が生きていくための衣食住」を維持するためのエネルギーと原料を確保するためには,否が応でも経済活動を再開するしかありません。つまり,「コロナがまだ消滅していないのに経済活動を再開するなんて!」なんてお伽話をしている余裕なんてないのです。
 それには,「コロナによる死」に慣れるしかないでしょう。車の便利さを享受するために「交通事故死」を気にしなくなったように。あるいは,インフルエンザによる死を全く気にしていように。
 日本では年間130万人が死んでいます。そして5年後には恐らく160万人が死亡するようになります。一方,新型コロナによる死者は1000人程度です。現在のペースの10倍が死んだところで1万人であり,130万人が131万人になるだけでしかありません。
 つまり,現状では「日本における新型コロナ」は,畏れ慄いて身をかがめて通り過ぎるのを待つしかない相手,全ての経済活動を停止してまで対応すべき相手ではないと思います。これは交通事故死やインフルエンザ死と同様に扱い,慣れていくべき死だと思います。
 
http://www.wound-treatment.jp/new.htm#0820-222

応援メッセージありがとうございます。

2020.8.18 カテゴリー|新型コロナ

 私は、ずっと前から「コロナはただの風邪」と思っていて、ブログにもそのことを書いてきました。

 ブログの読者の方から、当院のお問い合わせメール宛に、応援メッセージをいただきましたので、抜粋して紹介したいと思います。

 

 私はタイ・プーケットに住んでいます。ここにはたくさんの白人も住んでいますが、最初からタイ人や白人は「ただの風邪」対応をしています。ただ、政府がマスクをしないと罰金などを取るため、公共ではマスクをしています。私もただの風邪だと思っています。

 

 院長BLOGを読んで「来なくて結構です」で笑いました。医師という立場もあり、今回の作られたコロナ騒動では気苦労などあることと思いますが応援しております。

 

 私は今は辞めてますが、以前看護師をしていました。オペ室にいたこともあります。その頃に得た知識をふまえると、このマスクでウイルスを防ごうとしてる世間の動きが、ほんとにバカバカしくてたまりません。今は接客業なので、仕事中は常にマスクです。私もコロナは全然怖くないですが、世間の目が怖いです。私のような者がいくらマスク意味ないよーと話してもなかなか伝わりませんが、医師である方がこのような発信をしてくれると、ありがたいです。
 
 私は病院で医局秘書をしています。○○県ではしばらくコロナは出ていません。しかし、私の病院にはコロナ脳の先生ばかりです。嫌になります。意味のないマスク強要、アルコール消毒強要されます。私はアトピー気味で顔になにかついてたらかぶれますので、医局に一人でいるときはマスク外します。それですらチクチク文句いう医師います。自分がしてるなら別に大丈夫でしょう?と思います。本当に医学を学んだのでしょうか?人が死ぬほど脅威のウィルスがマスクなんかで防げるわけないですよね。なぜ解らないんでしょう。先生のような医師がいらっしゃっることを知り、かなりほっとしました。自分は、みんなに頭がおかしい扱いされます。だんだん、疲れてきました。生きづらいですね。こんなにエセ正義に染まる日本人の多さにはほとほと呆れました。先生のブログ、のぞいて自分は間違っていないんだと信じて頑張ります。
 
 応援メッセージありがとうございます。こちらこそ勇気いただきました。
 
 私は感染拡大初期からノーガードストロングスタイルを貫いていて、普段はマスクをしてないし(お店の方に「マスクをしてください」と言われたときはしてます、大人なので)、休日は普通にゴルフを続けていました。
 クリニックでも、マスクはしてないし、馬鹿馬鹿しい飛まつ防止シートやフェイスシールドなんかつけていません。防護服を着ての検温なんかもしてません。無駄なお金を使わないですんで良かったです。
 これができたのも、従業員みんなが私の考えを理解してくれたからです。当院は従業員がパートさんも含めて5人しかいないスモールクリニックで、普段からコミュニケーションがとれていますからね。大きな病院だとそうもいかないでしょう。1人でもコロナ脳が混ざっていたらごちゃごちゃになっちゃう。
 また、患者さんも私のスタンスを理解してくれているようで、今回のコロナ騒ぎでもほとんど患者さんは減りませんでした。世の中には患者さんが半分以下になって潰れそうなクリニックがたくさんあるので、うちはなんか全然ましです。
 日本人は素直というか、同調圧力が強いというか、みんなと同じことをしていれば(例えそれが間違っていたとしても)安心と考える人が多くて困ります。戦時中だったら、私なんかは非国民として特高警察に連行されて拷問の末に殺されていたかもしれません。くわばらくわばら。
 
 今後もノーガードストロングスタイルを貫いていきますので、皆さんのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
 

コロナ差別をやめよう

2020.8.07 カテゴリー|新型コロナ

 先日あった人が、さも自分だけが知っているかのように、自慢げに○○市で新型コロナウイルスに感染した方の情報を頼みもしないのに教えてくれました。

 「その患者さんは、○○市で△△って会社に勤めていて、実は××市の実家に帰ったときに感染して、その人のお母さんが神奈川の妹の家に遊びに行ったときに感染していたんでうつされたんですよ。」

 私もいい大人なので最初は大人しく聞いていましたが、だんだんイライラしてきまして。

 「それどうでも良くないですか?その患者さんはわざと感染したんですか?何か悪いことをしたんですか?気の毒な患者さんをまるで悪者のように噂するのはコロナ差別じゃないですか?まるで魔女狩りじゃないない。最悪ですよ。」

 って言っちゃった。

 

 茨城県では2ヶ月以上にわたって新型コロナウイルスによる死亡者は出ていません。誰も死なないただの風邪に何をそんなにびびっているのか、私にまるで理解できません。実態はたいしたことないものを必要以上に恐れてパニックになる。人間の本質は魔女狩りをしていた頃と全く変わっていません。そりゃ、黒人差別が無くならないわけです。

 私は新型コロナウイルス自体は全然怖くないですが、感染した後の魔女狩り(コロナ差別)が怖いです。死ぬほど怖いです。あなたが悪気もなくしている噂話は、コロナ差別につながります。なんの罪もない患者さんを傷つけ、社会的に追い詰めてしまいます。

 コロナ差別をやめましょう。

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