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植皮が必要だと言われた1歳の男の子

2012.6.04 カテゴリー|湿潤療法

 アイロンで右手首から手背をヤケドした1歳の男の子

 受傷後すぐに某総合病院の皮膚科を受診しまし、消毒とガーゼと軟膏による処置を受け、2週間たっても治癒しなかったため、担当医から

「植皮が必要だ。全身麻酔でうなじや足の裏の皮膚をとって移植する。」と言われました。

 不安に思った両親がインターネットで調べて当院を受診しました。

受診時の写真

 

H19.07.10 7月10日.jpg ただちに湿潤療法を始めました。

6週間後
H19.08.21 治癒.jpg

 きれいに皮膚が再生されました。関節の拘縮もありませんでした。

 もし植皮手術を受けていたら、うなじや足の裏に不必要な傷跡が残ってしまうところでした。

 ほとんどのヤケドは植皮手術を受けなくても、湿潤療法で治すことができます。 

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