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8歳で初発の肘内障

2014.6.19 カテゴリー|骨折・捻挫の治療

 8歳の女の子

 学校で友達二人に両手を引っ張られたら、左肘がこきっとなり痛くて動かせなくなりました。その日のうちに近くの整形外科を受診してレントゲンを撮り、「骨折はないから湿布で様子を見るように」と言われました。

 1日様子を見ましたが、痛みが全くよくならないため、当院を受診しました。左手をだらりと下げて、少し手首を内側にひねった姿勢で診察室に入ってきました。その姿勢をみて、肘内障ではないかと疑いましたが、生まれてから一度も肘内障になったことはないというのです。8歳で初発の肘内障なんてあるのかなと半信半疑で肘内障の整復操作をしてみたら、コキッという音とともに整復できました。やっぱり肘内障だったのです。

 8歳で初発の肘内障なんて、超珍しいです。でもその子は8歳にしてはやや小さく、おそらく関節の発達も未熟なので、8歳でも肘内障になったのでしょう。子供の成長は一人一人違うので、8歳だから肘内障はないだろうとか決めつけちゃいけませんね。

 

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