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院長BLOG

膝や股関節の変形がひどい患者さんには人工関節手術を勧めています

2014.8.19 カテゴリー|その他の治療について

 私は、首や腰や関節の痛みは骨や軟骨の変形(構造的異常)が原因ではなく、その周囲の筋肉にできたトリガーポイントが原因と考えているので、基本的に手術を勧めることはほとんどありません。ほとんどの場合、手術をしなくてもトリガーポイント注射だけで良くなるからです。

 

 しかし、膝や股関節がものすごく変形している患者さんに対しては人工関節手術を勧めています。関節がものすごく変形していると、そのせいで関節のまわりの筋肉に負担がかかりトリガーポイントができてしまい痛みが悪化します。痛みがひどいと関節をかばうようになり、関節周囲の筋肉がおちて、痛みがよりひどくなる悪循環に陥ってしまうからです。

 

 人工関節手術を受けることで、関節の形が本来の形に戻り、関節周囲の筋肉にかかる負担が減ることで痛みが軽減します。痛みが軽減することにより、関節周囲の筋肉を使うようになり、筋力が回復し痛みがより楽になるのです。

「白米・果物の大食」短命の元と42年前に警告した本があった

2014.8.18 カテゴリー|糖質制限

今回はこの記事の紹介

http://www.news-postseven.com/archives/20140816_270623.html

以下抜粋


 たとえば、糖質制限ダイエットでもやり玉に挙げられている白米。同書でも「白米を大食する村は短命」と結論づけられている。

 近藤博士が訪ねた秋田県の米どころでは、塩辛いおかずで白米ばかり大量に食べるため40の声を聞くと男たちは脳卒中に「あたる」のをビクビクして暮らしている。「60まで生きるのが目標」だと村人が話すほどの短命ぶりだ。

 だが同じ秋田県でも、男鹿半島にある戸賀村(現・男鹿市)では海藻を常食する習慣があるため、隣村と比べても脳卒中が非常に少ない。「少しずつでいいから毎日常食することが重要」と近藤博士は説いている。

 海藻のほか、博士が重要だというのは緑黄色野菜と大豆だ。米どころで白米ばかり食べたり、海沿いで魚ばかり食べてもダメ。果物が豊富なところで「野菜がわりに」と果物ばかり食べているところも、短命になる傾向があるとしている。


 42年も前に白米食の危険性を訴えていた博士がいたんですね。当時は、現在のように流通が発達していなかったので、村によって食べるものが大きく異なっていたので、このような研究が可能だったのでしょう。いつでもどこでも何でもすぐに手に入る現在では同じような研究は難しいでしょうね。

 

 あっ、でも、現在でもうどん大好き香川県民は、糖尿病患者の数が多くて有名ですね。

 

朝起きたときに腰が痛い人は、寝返りしやすい枕と布団を選びましょう

2014.8.14 カテゴリー|トリガーポイント注射

 腰痛で当院を受診する患者さんの中に、朝起きたときが一番痛くて、動いているうちに痛みがやわらぐと訴える患者さんがたくさんいます。朝起きたときに腰が痛くなるのは、寝ている間に腰の筋肉が固まってしまうからです。だから、少し動いて筋肉が柔らかくなると痛みがやわらいでいくのです。

 

 寝ている間に腰の筋肉が固まらないようにするには、寝ている間にたくさん寝返りを打って、寝ている間も腰の筋肉を使うことです。そのためには寝返りしやすい枕と布団を選ぶことが大切です。硬い方がいいとか柔らかい方がいいとか、厚い方がいいとか薄い方がいいとか、点で支える方がいいとか、面で支える方がいいとか、どうでもいいのです。そんなの、体型とか、筋力とか、痛みの場所で変わってくるからです。実際に寝てみて、寝返りしやすいかどうか、それだけを基準に選んでください。

 

 あと、寝る前に抗てんかん薬のリボトリールを飲むと朝の痛みが楽になることが多いです。

肘の滑液包炎はほっとくしかないよ

2014.8.13 カテゴリー|その他の治療について

 先月、私の父が肘のとがっている方がぽっこり腫れたと言って、当院を受診しました。

 

 これは肘の滑液包炎といって、肘の尖った部分(肘頭)にある滑液包内にある滑膜が軽い炎症を起こして滑液包の中に水がたまっている状態です。肘をテーブルについたりする刺激で炎症が起こると考えられています。太い針を刺して中の水を抜けば、一時的に腫れは引きますが、3日くらいで元に戻ってしまいます。水を抜いたときに炎症を止めるステロイド(ケナコルト)を注入しても、ほとんど効果はありません。

 

 特に治療をしなくても、あまり肘をつかないように注意してもらえば、2ヶ月くらいで自然と治ります。だから肘の滑液包炎は基本ほっとくしかありません。湿布を貼っても意味はありません。お金の無駄です。


 

 というような説明を自分の父親に説明していたときに、ふと、ほっといても自然と治ることを患者に内緒にして、「毎日、電気に通えば2ヶ月くらいで治ります。」とか説明したら、ずいぶんもうかるなぁ と思いました。

 

 もしかして、そういう方法でお金儲けしている先生もいるんじゃないかなぁ。

 

 もしかしたら、自分が今やっている治療の中にも、ほっといたら治るものに対して不必要な治療をしている可能性もあるのかな。とも思い、いろいろ考えましたが、ちょっと見つかりませんでした。

期限切れの保険証やまる福の受給者証は使えません!

2014.8.06 カテゴリー|その他

 たまに期限切れの保険証やまる福の受給者証を受付に出す人がいますが、期限切れの保険証や受給者証は紙くずと一緒なので使えません。そんなの当たり前ですよね。でもこの当たり前のことがわかってない人がけっこういて困ります。

 

 先日、小さな娘さんを連れてきたお父さん。期限切れのまる福の受給者証を出しました。受付の人間が、「期限切れだから使えないので、新しい受給者証をもってきてもらうか、今日は3割負担で受診していただいて、あとで受給者証をもってきてもらったときに返金するかたちをとってもらうかしかありません。」と説明したところ、「受給者証は家にあるって言ってんだから、融通効せろ」と怒鳴ってきました。うちの受付はそんな脅しでびびるような人間ではないので、「融通は利きません!」ときっぱりと断ったら、そのまま怒って帰っちゃいました。

 

 当然の権利かのように「融通を利かせろ!」と言っていましたが、意味がわかって言ってるのでしょうか?期限が切れている紙くず同然の受給者証を使わせろということは、受給者証で支払われる3割分の治療費を、医院の経営者である私に肩代わりしろということです。要するに、初めてあった態度の悪い人が、私にお金を貸せということです。

 

 貸すわけないじゃん。見ず知らずの人に金を貸す人はいませんよね。

 

 医療機関にかかるときは必ず期限が切れていない保険証と受給者証を持参してくださいね。

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