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膝や股関節の変形がひどい患者さんには人工関節手術を勧めています

2014.8.19 カテゴリー|その他の治療について

 私は、首や腰や関節の痛みは骨や軟骨の変形(構造的異常)が原因ではなく、その周囲の筋肉にできたトリガーポイントが原因と考えているので、基本的に手術を勧めることはほとんどありません。ほとんどの場合、手術をしなくてもトリガーポイント注射だけで良くなるからです。

 

 しかし、膝や股関節がものすごく変形している患者さんに対しては人工関節手術を勧めています。関節がものすごく変形していると、そのせいで関節のまわりの筋肉に負担がかかりトリガーポイントができてしまい痛みが悪化します。痛みがひどいと関節をかばうようになり、関節周囲の筋肉がおちて、痛みがよりひどくなる悪循環に陥ってしまうからです。

 

 人工関節手術を受けることで、関節の形が本来の形に戻り、関節周囲の筋肉にかかる負担が減ることで痛みが軽減します。痛みが軽減することにより、関節周囲の筋肉を使うようになり、筋力が回復し痛みがより楽になるのです。

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