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ホームレスが糖尿病になるのは必然

2014.12.31 カテゴリー|糖質制限

今日はこのブログのご紹介


片山さつき議員バカ丸出し「ホームレスが糖尿病になる国ですよ」 

http://blogos.com/article/102516/

 『世界の医療団』のある医師は「貧困層ほど糖尿病が多い。貧困な国ほど糖尿病が多い。そういうデータが出ている」と話す。

 生活保護削減の旗を振る片山さつき議員は、こうした当たり前の医療知識もないようだ。

 「本当に困窮して3食食べられない人がどれ位いると思う? ホームレスが糖尿病になる国ですよ」-週刊誌の対談で片山議員はバカ丸出しの発言をした。(週刊朝日2012年7月20日号)

 上述の医師は「そんな議員には世界のデータを見せたらいいんです」と憤る。

 とはいえ国民の圧倒的多数は、偏らざるを得ない野宿者の食事と糖尿病との因果関係を知らない。片山さつき議員の発言は、メディアで増幅されて一人歩きする。

 野宿者でなくても貧困層の食事は炭水化物が中心になりがちだ。バランスも悪い。 


 私は自民党の政策には基本的に賛成なので、自民党の国会議員の悪口は書きたくありませんが、「片山さつき議員、あなたあまりに無知です。超恥ずかしいです。」

 炭水化物、タンパク質、脂質の三大栄養素の中で炭水化物が圧倒的に値段が安いので、貧困層の食事は炭水化物ばかりなりがちです。このブログに何度も書いていますが、三大栄養素のうち血糖値を上げるのは炭水化物だけなので、炭水化物ばかり食べていたら、当然の結果として糖尿病になりやすくなります。

 糖尿病が贅沢病だったのは、何十年も前の話です。昔は、ほとんどの人が炭水化物ですら十分に食べられないほど貧しく、糖尿病になるほど炭水化物を食べられたのは一部の大金持ちや権力者だけだったのです。

 片山さつき議員は国会議員の中では比較的若い方だと思うのですが、頭の中が大昔のまま人には、とても日本の未来は託せませんね。

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