HOME > 院長BLOG > 「絶対にあとが残る」と言われた赤ちゃんのやけど

院長BLOG

「絶対にあとが残る」と言われた赤ちゃんのやけど

2016.2.26 カテゴリー|湿潤療法

 6ヶ月の男の子

 カップ麺のお湯がかかってしまい受傷しました。すぐに救急病院を受診して、アズノール軟膏を処方されましたが、担当医から「絶対にあとが残る」と言われたので、ググって受傷2日後に当院を受診しました。

 すぐに、穴あきポリ袋とペットシートによる湿潤療法を開始しました。栄養状態が良好な赤ちゃんだったので、やけどはどんどん良くなり、1週間後にはきれいに上皮化したので、ワセリン塗布だけに変更しました。2週間後にはもっときれいになったので、皮膚の色が周りと同じになるまでワセリンを塗ってもらうことにして、治療を終了しました。

 ここまできれいに治れば、あとが残ることはまずありません。

 従来のガーゼと軟膏を使った熱傷治療だと、この程度の浅い熱傷でも「絶対にあとが残る」んですかね。やったことないからわからないけど・・・

 怖い、怖い。

受診時

14044a.jpgのサムネイル画像

2日後

14044b.jpg

1週間後

14044c.jpg

2週間後

14044d.jpg

 

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ