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健診医による呪いの言葉

2017.7.14 カテゴリー|トリガーポイント注射

 70代の男性

 8年前、健康診断で、腹部レントゲンを診た健診医から

 「腰の骨が変形しているから、そのうち腰が痛くなるでしょう。」

 と言われました。

 その3年後から、草刈りをすると腰が痛むようになりました。

 先日当院を受診しました。

 そのときのレントゲンです。

16575.jpg

 確かに変形しているし、曲がっています。

 でも70歳にもなれば、ほとんどの人が腰の骨に多少の変形があります。

 骨が変形が腰痛の原因ならば、70歳以上の人のほとんどが常に腰痛を訴えていなければいけないはずです。

 でもそんなことはありません。

 実際に、この患者さんも草刈りをした後以外は腰痛はありません。

 草刈りで痛くなるのは腰の周りの筋肉です。骨じゃありません。

 「腰の骨の変形は痛みとは関係ありません。草刈りをすると痛くなるのは腰の筋肉が疲れて硬くなるからです。草刈りをする前に痛み止めを飲んで、終わったら湿布を貼ってください。」

 と説明しました。

 

 健診医をしているのはたいてい内科が専門の先生です。

 腰痛のことはたいして勉強もしてないでしょう。

 よく知らないなら、余計なことを言って患者さんに呪いをかけないで欲しいです。

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