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タバコ吸っているのに救急車なんか呼ぶなよ

2018.1.15 カテゴリー|タバコの害について

 「タバコ吸っているのに救急車なんか呼ぶなよ」

 なかなか強烈なセリフですよね。

 私が言ったんじゃありません。

 当院に通院中の患者さんが、内科の主治医から言われたセリフです。

 60代の女性で、ヘビースモーカーで、心臓の具合が悪くなったときに内科の先生に言われたそうです。

 「心臓に悪いことがわかっていてタバコを吸っていて急に具合が悪くなっても自己責任だから、みんなの税金で運営している救急車を呼ぶなよ。」

 という意味です。それを聞いてこの女性はすぐに禁煙しました。

 

 数ヶ月前、喫煙者の知人が心血管系の病気で入院して緊急手術を受けました。

 先日久しぶりにあったので、挨拶の後で

 「タバコ止めましたか?」

 と聞きました。そしたら、

 「一昨日から、また吸い始めちゃったよ。ワッハッハ。」

 と笑ったので、あきれた顔で、

 「そりゃダメだ、全然ダメ、自殺と一緒。どうしようもないですね。」

 って言っちゃった。相手は20歳以上年上の議員さんなんだけどね。

 ホントはさらに続けて、

 「タバコ吸っているのに、次に具合が悪くなっても救急車なんか呼ぶなよ」

 って言いたかったけど、自重しました。

 怒らせるとめんどくさいし、そこまで心配してやる義理ないからね。

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