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「患者は嘘をつく」

2018.9.04 カテゴリー|その他

 「患者は嘘をつく」

 私がまだ医大生だったころに、糖尿病が専門の教授が教えてくれた言葉です。

 患者は嘘をつくというか、人間誰しも自分の都合がいいように話を少し変えて説明することはよくありますよね。

 

 以前ブログにこんな記事を書きました。

http://www.nishibori-seikei.com/blog/2017/11/post-721.html

捻挫で受診した中学生(バスケ部)
 いつものように3日間シーネ固定をしようとしたら、
 「コーチから固定はしないほうがいいと言われた。」だって。
 ムカッときて「今まで捻挫の治療を1万人以上やっているのに、なんで素人のコーチに指図を受けなきゃいけないんだ!」って言っちゃった。
 1万人はちょっと大げさですね、5千人くらいだと思う。
 シーネ固定して、3日後に受診するように話したけど、来なかった。
 コーチの指示で勝手にシーネ外しちゃったのかもね。
 3日で治る捻挫が、1ヶ月とか半年とかかかるかもしれないけど、仕方ないね自己責任だから。
 
 
 でも後から考えたら、この中学校のバスケ部からは他にも何人も捻挫の中学生が来ていて、みんな同じようにシーネ固定で治療しているけど、この子以外に「コーチから固定しないほうがいいと言われた」なんて言ってきた患者さんはひとりもいなかったんだよね。
 みんなちゃんと通院してすぐ治っているし。
 
 と言うことは、この子のお母さんがうそをついた可能性が高いです。
 ここからは私の勝手な想像ですが、
 捻挫して最初に接骨院に行ったら、そこの先生に「折れているかもしれないから整形外科でレントゲンを撮ってきて」と言われて当院を受診した。
 でも治療は接骨院で受けたいからシーネ固定されたくない。
 コーチがダメと言ったことにして断ろう。
 という感じだったのではないでしょうか?
 たぶん当たってますよ。よくあることだし。
 
 どちらにしろ、私に対する侮辱であることには変わりないのですが、濡れ衣で怒ってしまったコーチにはこの場を借りて謝罪したいと思います。
 
「申し訳ありませんでした。」(たぶん読んでないけどね。)

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