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新型コロナウイルス抗体検査 陰性でした

2020.6.08 カテゴリー|新型コロナ

 いつも血液検査を外注している昭和メディカルサイエンスで「新型コロナウイルス抗体検査」が出来るようになったので、試しに検査を受けてみました。

 陰性でした。

 ネタとしては陽性だった方がおいしかったのですが、国のサンプル検査でも新型コロナウイルス抗体検査の陽性率は0.6%ということなので、仕方ないかなと思います。

 抗体検査は、新型コロナウイルスに抗体を持っているかを調べる血液検査です。

 陽性の場合、過去に新型コロナウイルスに感染したことがある可能性が高いことがわかります。

 ワイドショーでニセ専門家やインチキコメンテーターやバカ芸人が、全員検査しろとか騒いでいるPCR検査とは別の検査です。

 PCR検査は鼻の奥の奥を綿棒でグリグリやって粘膜を採取して、そこに新型コロナウイルスの遺伝子が混ざっているかどうかを調べる検査です。検査時点で新型コロナウイルスに感染中かどうかがわかりますが、うまく遺伝子を採取できないと偽陰性になるし、似たような別の遺伝子を検出したりすると疑陽性になるので、はっきりいってあまりあてにならない検査です。それに超痛いそうです。

 

 ということで、私はまだ新型コロナウイルスに感染していないことが確定しました。

 以前、私が新型コロナウイルスに感染しているというデマが流れて、それをブログで否定したことがありました。

 しかし、私は元々丈夫だし、タバコも吸ってないし、持病もないし、運動もしているし、よく食べて、よく寝ているので、もし新型コロナウイルスに感染しても何も症状が出ないで自然と治ってしまう可能性が高いです。

 だから、「実はいつの間にか新型コロナウイルスに感染して、気がつかないうちに治っている可能性もあるのでは?」と内心思っていましたが、今回の検査の結果、それもなかったことが証明されました。

 デマはやっぱりデマでした。

 

 日本人にとって新型コロナウイルスは、ただの風邪です。

 感染者の1000人に1人くらいの確率で喫煙者や、持病のある高齢者が肺炎になって死亡することがありますが、それはインフルエンザでも普通の風邪でも同じことです。

 10年以上前の話ですが、一緒に働いていた50代の元気なリハビリの先生が、風邪をひいた後に肺炎になって3日後に死んでしまいました。糖尿病があったそうです。持病がある人にとっては、風邪だって、インフルエンザだって、新型コロナウイルスだって危険性は同じです。

 なので、新型コロナウイルスだけを特別扱いしている現状は、非合理的であると考えます。

 もう元通りに戻そうよ。見えないウイルスにおびえないで普通に生きようよ。マスクもいらないよ。

 

 ちなみに、新型コロナウイルス抗体検査は健康保険が効きません。

 自由診療なので、税込みで11,000円です。

 抗体が陽性だからといって今後新型コロナウイルスに感染しないという保証は今のところありませんので、あまりお勧めしませんが・・

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