HOME > 院長BLOG > コロナワクチン性多発筋痛症

院長BLOG

コロナワクチン性多発筋痛症

2021.11.12 カテゴリー|新型コロナ

 コロナワクチン接種後に、全身の筋肉が痛くなって夜も眠れないほどの痛みが出現した患者さんを少なくとも3名確認しています。

 少なくとも3名としたのは、もっとたくさんいたけど覚えているのが3名だけだからです。

 症例は20代、40代、70代のいずれも女性です。

 症状はリウマチ性多発筋痛症に似ています。
 初期に発熱が伴うこと。首、肩、腰、おしり、太ももなどの近位の筋肉が痛くなること。CRP,白血球が高くなること。などが同じです。
 違いは、若い人にも発生すること、コロナワクチンを打って発熱をした後に筋肉痛が発生することです。
 
 リウマチ性多発筋痛症と症状が似ているので、もしかしたらステロイド投与が効くかもしれませんが、まだ症例が少なく試していません。
 ものすごく痛がっていても1ヶ月くらいで自然と痛みが消えるようです。
 私はこの疾患を「コロナワクチン性多発筋痛症」と名付けようと思います。
 
 コロナワクチン接種後の心筋炎が多数報告されています。
 心筋も体の筋肉も同じ横紋筋なので、心筋に炎症が起きるなら体の筋肉に炎症が起きても何も不思議ではありません。
 心筋炎は命に関わる病気なので報告が上がっていますが、筋痛症はどんなに痛くても死ぬことはないのであまり報告されてないのでしょう。
 でも、地方の一開業医のところに少なくとも3例も集まったのだから、全国的には相当な数の患者さんがいると想像できます。
 
 若い人はコロナウイルスに感染しても軽症か無症状ですむことがほとんどです。
 基礎疾患がない健康な若者がコロナウイルスで重症化したり死亡したりすることはほとんどありません。
 それなのにワクチンを打って、1ヶ月も激痛に悩まされるなんてちょっとおかしいと思いませんか?
 みんなが打っているからと流されず、立ち止まって少し考えてみてください。
 「あなたにとってコロナワクチン接種は本当に必要ですか?」

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ