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インフルエンザワクチンって、やっぱりたいして効かないんじゃね

2018.10.26 カテゴリー|医療に関する迷信

インフルエンザ.jpgのサムネイル画像

 上のグラフは、製薬会社からもらったインフルエンザについて書かれた小冊子に載っていたものです。私はこれを見て、「インフルエンザワクチンって、やっぱりたいして効かないんじゃね。」と思いました。

 グラフは2015-16年度と2016-17年度のワクチン接種の有無別にみたインフルエンザの発症率を表しています。

 2年間でワクチンの有効性を認めたのは、2015-16年度の0~9歳、20~39歳だけです。

 2016-17年度ののワクチンは全世代に有効性を認めていませんし、2016-17年度のワクチンももっとも効かせたい高齢者には有効性を認めていません。インフルエンザにかかっても重症化しない若い人にだけ効いてもあまり意味ないよね。

 

 インフルエンザワクチンは、そのシーズンに流行するであろうウイルスのタイプを予測して作られます。予測が外れたり、ウイルスに変異が生じたりすると、有効率が下がって効かなくなります。

 2016-17年度は完全に予想を外したんでしょうね。2015-16年度は予想は当たったけど、ウイルスが変異して元々免疫力が高い若い人にしか効かなかったってことでしょうね。

 私は10年前に開業するまでインフルエンザワクチンを受けたことはありませんでしたが、今までインフルエンザにかかったことが一度もありません。私以外にもそういう人はたくさんいると思います。

 逆に、毎年きちんとワクチンをきちんと受けているのに毎年のようにインフルエンザにかかる人もいます。こういう人はインフルエンザウイルスに対する抗体が出来にくい体質なんでしょうね。

 

 昨年度はインフルエンザワクチンの生産が遅れてワクチン不足にになり、血眼になってワクチンを打ってくれる医療機関を探していた人がたくさんいましたが、そんなに必死になるほどインフルエンザワクチンは効きませんよ。

 インフルエンザワクチンは副作用もほとんどないし、若い人にはそれなりに効くから、受けといたほうがいいとは思いますけどね。

金儲けのために患者にまちがった治療を勧める医者なんかいないよ(たぶん)

2018.10.15 カテゴリー|糖質制限

 先日、夏井先生のウェブサイトに以下のようなメールが紹介されました。

http://www.wound-treatment.jp/new.htm#1012-2

  職場での休憩時間に、パート職員に、「糖質は毒だ」と、日ごろ言い聞かせているのですが、誰も賛同せず糖質中毒から抜け出す気は一切なしです。

 先日、私が、「糖尿病患者は、糖質制限さえすれば大抵は完治する」と言ったところ、パートから「普通の病院では糖尿病患者にカロリー計算しながら糖質を食べさせている。だからそんなのウソだ。本当に糖質制限が有効なら、なぜそれをすべての糖尿病患者にやらせないのだ」と言われました。
 私は回答しました。「そういう糖尿病治療をしている医者が大多数だが、それらの医者達には三つくらいのタイプがある
①その医者がバカか無知で、糖質制限療法を全く知らない。
②その医者が医大で習った治療法以外は一切受け付けず、糖質制限の有効性について聞いてはいるが、大学や学会が認めていないので一切信じない。
③糖質制限療法の有効性を充分知ってはいるが、糖尿病患者を糖質制限で治してしまったら、患者が減って自分がさっぱり儲からなくなる。糖尿病患者をどんどん悪化させて、インシュリン注射、失明するまでの眼の治療、腎臓透析、足先の切断手術と、患者が死ぬまで同業者とともに儲けられる仕事がどんどん増えるのに、簡単に治してたまるかと思っているからだ。
 このうち、たぶん③タイプが一番多いはずだ。」と答えました(大体は夏井先生の受け売りをしたつもりです)。
(中略)
 
 ところで、糖質制限を無視して糖尿病治療をしている医者を、私は上記の3タイプに分類してパートさん達に話しましたが、これでよろしかったでしょうか。もっと他にもタイプがあるのでしょうか。
 ①②③、他④⑤・・・タイプがあれば、それらの比率はいかがなものでしょうか。
 お教え頂ければ、今後、自身の行っている糖質制限の布教活動に役立たせたいと思います(私の予想では、①+②が5%、③が94%くらいです)。
(後略)

 皆さんはこれを読んでどう思ったでしょう。

 私はちょっと腹が立ったので、夏井先生にメールを送りました。

http://www.wound-treatment.jp/new.htm#1013-3

 今朝の更新履歴でご紹介されていたメールの③金儲けのために糖質制限をしていない医師が94%はさすがに失礼じゃないのとおもったのでメールいたしました。
 
 私の印象では①の馬鹿が4%、②の学会や教科書を信じてるが95% ③の金儲けが1%だと思います。
 医者になるには学科試験や国家試験で良い点数をとる必要があり、教科書を信じて丸暗記する能力が必要です。
 逆に言えば、先輩や教科書や学会誌に書いてあることがすべて真実だと信じられる能力が高い人が医者になっていると言えます。
 だから、夏井先生や私のような変わり者は医者の中では少数派なのです。
 
 今回メールをした方はおそらく医療関係者ではなく一般の方だと推測いたします。
 そういった一般の方に、医者のほとんどが金儲けのために糖質制限のような有効な治療をわざと取り入れていないと思われているのは非常に残念です。
 
 私はほとんどの医者が目の前の患者さんを治すために自分が一番良いと思っている治療を施していると信じています。
 その治療が間違っていたり、時代遅れだったりすることがありますが、金儲けのためではないはずです。
 
 話は少し変わりますが、先日、一緒にゴルフをした若い女性は、昼ご飯の時に牛ステーキのご飯なしを食べていました。
 「糖質制限しているの?」ときいたら「体型維持のためにやっています。」と元気に答えていました。
 糖質制限はどんどん広がっています。やらない人、出来ない人に議論してまで勧める必要はないと思います。

 金儲けのために、あえて患者の不利益になる治療を選択しているとしたら、それは犯罪であり、悪魔の所行です。とりあえず私の知っている範囲ではそんな医者はいません。

坐骨神経痛なんてないよ

2018.10.01 カテゴリー|トリガーポイント注射

 坐骨神経痛を病名だと思っている人がいますが、病名ではありません。 

 坐骨神経痛とは坐骨神経が走っているあたり、おしりから太ももやふくらはぎにかけての痛みのことです。

 つまり、坐骨神経痛は頭痛や腹痛などと同じ症状であり病名ではありません。

 

 坐骨神経痛の原因は、おしりや太ももやふくらはぎに出来たトリガーポイントです。

 神経痛ではなくて筋肉痛なのです。

 紛らわしいので、私は坐骨神経痛という言葉を使いません。

 

 患者さんが坐骨神経痛と言ったときはこう言います。

 「坐骨神経痛なんて病気はないよ。坐骨神経が走っているあたりの筋肉の痛みだよ。痛くなっている筋肉に注射をすれば治るよ。」

 

 

 

肋間神経痛なんてないよ

2018.8.24 カテゴリー|トリガーポイント注射

肋間神経痛(ろっかんしんけいつう)とは、ろっ骨に沿って走る神経が何らかの原因で痛む症状のこと。その原因は不明なものが多い。あくまで症状であり、病名ではない。(ウィキペディア)

 

 ウィキペディアにはこう書かれていますが、私はちょっと違うと思います。

 実際には、原因不明の背部から胸部にかけての痛みを肋間神経痛と診断しちゃっているのです。でも肋間神経が何の原因もなく痛くなることなんてありません。

 他院で肋間神経痛と診断された患者さんがたまに来ますが、ほとんど全員が広背筋や前鋸筋、大胸筋などの筋筋膜性疼痛症候群でした。みんなトリガーポイント注射で良くなりました。

 肋間神経痛なんてないよ。

胸郭出口症候群なんてないよ

2018.8.21 カテゴリー|トリガーポイント注射

胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)は、腕神経叢と鎖骨下動脈、鎖骨下静脈が胸郭出口付近で頚肋、鎖骨、第一肋骨などや前斜角筋、中斜角筋、小胸筋などに圧迫・牽引されることで起きる症状の総称である。(ウィキペディアより)

 

 要するに、肩の辺りで、鎖骨や筋肉が神経や血管を圧迫または牽引して、腕から手のしびれや浮腫などが出る病気です。

 でも私は、こんな胸郭出口症候群なんてないと思っています。だって、鎖骨にしろ筋肉にしろ自分で動かせます。もし骨や筋肉が神経や血管を圧迫(または牽引)して、しびれや痛みが出たら自分で動かしてそれを解除するはずです。普通そうするでしょ。いつまでもしびれや痛みがあるかっこう続ける人いないでしょ。

 

 他院で胸郭出口症候群と診断された患者さんがたまに来ますが、みんな棘下筋など肩甲骨周辺の筋肉の筋筋膜性疼痛症候群でした。トリガーポイント注射で良くなりました。

 胸郭出口症候群なんてないよ。

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