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医者も自分がやっている治療をネットで発信しないとダメだと思うよ

2019.5.21 カテゴリー|その他

50代のつくば市の男性

ばね指(指の腱鞘炎)による痛みと引っかかり感があるため、ネットで調べて自家用車で1時間以上かけて当院を受診しました。

ご希望通り、ケナコルト注射を行いました。

 

でもね、つくば市にもばね指にケナコルト注射をしている整形外科はあると思うんですよ。

グーグル先生によるとつくば市には30軒の整形外科クリニックがあります。

そんだけあれば少なくとも1軒くらいはばね指にケナコルト注射をしてるはずです。

 

しかし、ネットでググってもそんなことはわかりません。

だって、茨城県では私以外に誰もそんなことネットにアップしてないんだもの。

ほとんどのクリニックは、ウェブサイトがないか、あっても診察時間や休診日、診療科がわかるくらいです。

ブログをやっている院長なんてほんの一握りです。

 

そんな努力をしなくても患者さんが集まるからやらないんだと思いますが、それでいいのでしょうか?

今は、食事でも宿泊でも、レジャーでもネットで調べてから行き先を決めることが当たり前になっています。

患者さんだって、医師にかかる前にどういう病院なのか、どんな治療をしているのか知りたいはずです。

患者さんが知りたい情報をネット上にアップするのも医師の仕事のひとつなのではないかと、私なんかはそう思います。

椎間板ヘルニアの手術を勧められていたけどトリガーポイント注射ですぐに治ったよ

2019.5.17 カテゴリー|トリガーポイント注射

 40代の男性

 16歳の頃から何度もぎっくり腰になっているそうです。

 1年くらい前から右殿部痛があり、近くの病院で腰椎椎間板ヘルニアと診断され、リリカとロキソニンが処方され、物理療法を受けていましたが症状は改善しませんでした。

 「良くならないから、手術をしたほうがいい」と勧められて、当院に逃げてきました。

 

 右殿部にトリガーポイントを認めました。

 「筋肉に出来たしこりが痛みの原因です。しこりをほぐす注射を打てば良くなります。ヘルニアは痛みと関係ないので手術は絶対にうけてはダメです。リリカとロキソニンは効いてないので、ロキソニンは中止して、リリカは減量して、サインバルタを飲みましょう。」

 と説明してトリガーポイント注射を打ちました。

 薬を2週間分出して、2週間後に再診するように説明しましたが来院しませんでした。

 

 1ヶ月後に再診しました。

 「調子が良くなったから、薬はいらない。注射だけして欲しい。」

 と言われたので、注射だけ打ちました。

 

 有害無益な手術を受ける前に逃げてきて良かったね。

外反母趾の痛みを腰のせいにしちゃダメだっぺよ

2019.5.10 カテゴリー|その他の治療について

 30代の女性

 半年ほど前から、歩くと両足の親指の付け根が痛くなるようになりました。

 近くの整形外科を受診して、「外反母趾じゃありませんか?」と質問したところ、「レントゲン画像で、親指の角度を測った結果、曲がりが少なく外反母趾ではない。」と説明されました。

 腰から来ている両足の痛みと診断され、腰の牽引治療と電気治療を受けましたが良くなりませんでした。

 また、ミオナール(筋弛緩薬)、メチコバール(ビタミンB12)、ノイロトロピン(鎮痛薬)が処方されましたが、全然効かないので飲まなかったそうです。

 

 先日当院を受診しました。

 視診のみで、軽い外反母趾とひどい開帳足があることがわかりましたので、以下のように説明しました。

 「これは外反母趾の痛みです。外反母趾は足の親指が外側に曲がる病気だと思っていると思いますが、親指が曲がるのは原因ではなく結果です。外反母趾の原因は、足の裏の筋肉が弱くなって、足の甲がぺたっと平らに広がってしまうからです。その結果、親指が外側に曲がってしまうのです。」

 「足の甲がぺたっと広がっている状態を開帳足といいます。開帳足を治すために、包帯療法をします。足の裏の筋力を鍛えるために足のグーパー体操もやりましょう。2週間くらいで痛みがなくなると思います。」

 

外反母趾を手術しないで治す(包帯療法)

http://www.nishibori-seikei.com/blog/2012/06/post-9.html

足のグーパー体操のすすめ

http://www.nishibori-seikei.com/blog/2018/04/post-744.html

 

 腰の牽引治療を100万回やっても外反母趾は治らないよね。

 画像診断にたよって、患部をよく見ないから、こんなごじゃっぺな診断になっちゃうんだよね。

摩擦によるやけど

2019.4.18 カテゴリー|湿潤療法

 70代の男性

 農機具のベルトに左薬指が巻き込まれて受傷しました。

 翌日当院を受診、摩擦による3度の熱傷と診断して湿潤療法を開始しました。

 初診時

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 1週間後

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 2週間後

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 3週間後

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 4週間後

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 3度の熱傷でも湿潤療法できれいに治りました。

 従来の熱傷治療をしている病院にかかったら「伸筋腱のすぐ上の3度の熱傷だから、感染症になる危険が高いのですぐに手術をしたほうがいい」と言われて、入院して有茎皮弁術を受けていた可能性が高いです。

 それで、醜い手術跡が残って、指の動きも悪くなって、さんざんな目にあったかもしれません。

 このおじさん場合は湿潤療法を受けたかったわけじゃなく、たまたま近所だから当院を受診しただけですが、ラッキーでしたね。

触診できないとAIに負けちゃうよ

2019.4.16 カテゴリー|トリガーポイント注射

 60代の男性

 1ヶ月くらい前に右背中が痛くなって、3カ所の整形外科を回りましたが、どこでも骨には異常なしと言われ、湿布と電気治療を受けましたが良くならないため当院を受診しました。

 上着を脱がせて背中を触診したら、案の定トリガーポイントが見つかりました。

 その際に患者さんから言われた一言

 「今までかかった医者はレントゲンばかり見ていて、上着も脱がせなかった。触診してくれたのは先生が初めてだ。」

 

 レントゲンやMRIで異常を見つけることが診断だと思ってる整形外科医がたくさんいます。

 でも、画像から異常を見つけ診断を下す作業はAIがもっとも得意とするところです。

 逆に、触診してトリガーポイントを見つける作業はAIには今のところ不可能です。

 画像ばかり見ていて触診できないと、そのうちにAIに負けて用なしになっちゃうよ。

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