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腰痛健診なんて意味ないよ

2018.2.14 カテゴリー|その他

 就職する前に「腰痛健診」を義務づけている事業所がけっこうありますが、腰痛健診なんて意味ないよ。

 そもそも痛みは、本人にしかわからないものなので、医者が診て客観的に評価することなど不可能です。

 健診を受ける人は、就職したいのだからもし腰痛があったとしても痛いとは言わないでしょう。

 嘘をつかれてもそれを見破ることはできません。

 たとえ、レントゲンやMRIを撮っても、それで腰痛の有無を評価することはできません。

 画像所見と痛みの強さが相関しないことはとっくに証明されているからです。

 

 腰痛健診は健康保険が使えないので、自己負担になります。

 当院では5,000円です。ちなみにレントゲンを撮ったら10,000円、MRIまで撮ったら50,000円くらいかかるでしょう。意味ないからやらないけどね。

 んで、この腰痛健診の費用を、ほとんどの事業所が本人に負担させています。

 仕事がなくて困っている人に、全く意味がない腰痛健診代を負担させるなんて、ひどすぎます。

 

 腰痛健診なんて意味ないからやめたらいいのにと思ってググったら、厚生労働省が推進しているみたいです。

 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/youtsuushishin.html

 なんだかなぁ。

 東大を出ている優秀な人たちが、痛みを客観的に評価することは不可能という当たり前のことになんで気がつかないんだろうね。

プロアスリートなのにタバコを吸っている時点でダメじゃね

2018.2.07 カテゴリー|その他

西武 喫煙発覚の19歳今井に厳罰 対外試合出場禁止、ユニ着用も認めず

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180207-00000038-spnannex-base

西武は6日、未成年の今井達也投手(19)が喫煙したため厳重注意し、7日から対外試合出場停止処分にしたと発表した。


 今回、今井投手は未成年なのに喫煙したから処分されましたが、そもそもプロアスリートなのに喫煙しているとか馬鹿杉じゃね。

 喫煙が身体能力に及ぼす影響として

 ① 心肺機能の低下

 ② 集中力の低下

 ③ 筋力・瞬発力の低下

 ④ 腰痛などの怪我の発症リスクの上昇

 ⑤ 回復力の低下

 などが上げられます。

 つまり、タバコを吸うと競技能力が低下して、選手生命が短くなります。

 タバコを吸ったことで、今まで積み上げてきた努力も、今後もらえるはずだった何十億という年棒もパーになってしまう可能性が高くなるのです。

 そんなこともわからないのは、いくら何でも馬鹿杉ます。

 

 同じ西武で活躍した清原選手は、巨人軍に移籍してから怪我とパフォーマンスの低下に苦しみました。

 私はその原因のひとつがタバコだと思っています。

 清原選手はそのまま、若い頃の輝きを取り戻すことができずに引退して、ニコチン依存症から最後は薬物依存症になっちゃいました。

 

 今井選手も、ここですぱっと禁煙して長く活躍できる選手になって欲しいです。

 

 というか、高い年棒を払っている選手がタバコのせいで活躍できなかったら球団が大損するんだから、球団で喫煙を禁止するとか、喫煙者とは契約しないとかするべきだと思うよ。

「足の裏がざらざらしていると寝たきりになる」なんてことはありません(笑)

2018.2.05 カテゴリー|医療に関する迷信

 70代の女性

 当院を初めて受診する患者さんです。

 「足の裏がざらざらしていると寝たきりになるとテレビで言っていたから、心配になってきた。」そうです。

 「そんな話聞いたことない。テレビの話は9割うそだよ。でも心配ならざらざらを治す薬を出します。」

 と説明して、プロペトを処方しました。

 

 そうは言っても、私が知らないだけで新しい知見が発見されたのかもしれないので、ググったら出てきました。

 どうやら1月30日のNHK今日の健康で足裏のトラブルについて放送されているようです。

 健康備忘録

 https://eyaurban.com/health-information/before-being-taught-and-after/

 

 でも、「足の裏がざらざらしていると寝たきりになる」とはどこにも書いてありませんね。

 足の裏のカサカサは水虫の可能性がある

 足の裏に固いタコがある人は将来寝たきりになる可能性がある

 とは書いてあります。

 さすがにNHKなんでこの2つの説は医学的事実です。嘘じゃありません。

 だけど、テレビを見ていた患者さんの頭の中で2つの説がごっちゃになって、「足の裏がざらざらしていると寝たきりになる」なんてごじゃっぺな説になっちゃったんですね。

 

 まあでも、糖尿病があったりすると、足の裏のカサカサからばい菌が入って壊疽になって寝たきりになることはあるかもね。

 だから糖質の摂取を控えて糖尿病を予防しましょう。

 足の裏のカサカサはプロペトが効きます。ヒルドイドクリームなんかを塗っていると一時的には良くなっても後からよけいひどくなるからね。

子供だって筋肉痛になるよ

2018.2.02 カテゴリー|医療に関する迷信

 6歳の男の子

 今朝から右太ももとふくらはぎが痛いと言っているので、お母さんが連れてきました。

 大腿四頭筋と腓腹筋に張りと圧痛を認め、話を良く聞くと保育園で縄跳びの練習を一生懸命やっているそうです。

 「縄跳びのやり過ぎによる筋肉痛ですね。」と説明したら、お母さん

 「え~~~、子供も筋肉痛になるんですか~~~。」だって、

 

 子供だって筋肉痛になるよ。

 筋肉がしなやかで回復力が高いから大人よりはずっとなりにくいけどね。

 当院がある地域の保育園や幼稚園ではこの時期に縄跳び大会を行うので、園児たちは一生懸命練習をしてます。

 寒い中で同じ筋肉をずっと使い続ければ子供だって筋肉痛になります。

 だからこの時期に、筋肉痛の小さいこどもがたくさんきます。

 

 子供たちにとっては生まれて初めての筋肉痛だから、びっくりして大騒ぎします。

 それを見てお母さんたちは、まさか筋肉痛だとは思わないので、これまたびっくりして大騒ぎ。

 あわてて当院に連れてきたら、筋肉痛と言われてまたびっくりして安心する。

 というパターンがこの時期に外来で繰り広げられます(笑)。

 

 子供の筋肉痛は数日安静にすれば治ります。

 数日安静にしても治らないときは、骨腫瘍などの可能性もあるので念のためレントゲンを撮ります。

 

ギプス固定されていない関節はどんどん動かしましょう

2018.2.01 カテゴリー|骨折・捻挫の治療

 手首や足首、肘や膝の骨折では、骨がずれないようにギプスやシーネ(添え木)で固定します。
 ギプス固定されると、心配になりギプス固定されていない関節まで安静に動かさないようにする患者さんがいますが、それは間違いです。
 ギプス固定されていない動かせる関節はどんどん動かしてください。
 特に手や足の指の関節を動かすことが重要です。
 指を動かさないでいると、血の巡りが悪くなり、手や足がむくんできて、よけい指が動かしにくくなり、もっと血の巡りが悪くなる悪循環に陥ります。
 血の巡りが悪くなると、痛みやシビレが出てきて、骨のつきも悪くなります。
 最終的には指の関節が硬くなり動かなくなります。
 骨はついたけど、指が動かなくなったのでは、かえって不自由が残り治療した意味がありません。
 逆に、指をどんどん動かしていると、血の巡りが良くなって、むくみも無くなり、骨も早くつきます。
 指はどんどん動かしてください。
 
 また、最近は腕にギプスを巻いても三角巾固定をしません。
 三角巾固定すると、肩を動かさなくなるので、肩の関節が硬くなり後で痛みが残ります。
 現在使われているギプスは昔の石膏のギプスとは違い、軽くて丈夫なので、三角巾でつる必要はありません。
 指や肩だけでなく、動かせる関節は肘も膝も股関節もどんどん動かしてください。
 

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